第14章 青空の下、キミのとなり
デッキは、コテージの外周を
ぐるりと取り囲んでいた。
ハンモックの隣には、
リクライニングチェアーが二つ並んでいて、
そこからは、島の中心にある、
オテマヌ山が見える。
その反対側には、
バスルームから直接行けるジャグジーバス。
その向こうには大きな椅子とテーブル。
ここで、ディナーかな?
部屋の中は、
広いリビングにキッチン、
寝室は、
キングサイズのベッドに天蓋がついていて、
ベッドの上には、
プルメリアの花が散らばっていた。
......ヤバい(//∇//)
あんなことや、こんなこと、
想像しちゃう(*ノωノ)
こんな、天国みたいな素敵な景色なのに、
俺の頭の中、夜の智でいっぱい....
しばし、ベッドを見ながら、
想像に耽る俺をしり目に、
智が忙しそうにカバンを開けている。
「何してんの?」
思わず聞いてしまう。すると彼は、
「海パン!どこ仕舞ったっけ~?」
「海パン?もう泳ぐの?
...えっと、ほら。
青い袋じゃなかった?」
当然、一緒に荷造りしていたので、
智の荷物の中見は、
大体把握していた。
「青い、袋…っと。
.....あった!!」
海パンを見つけると、
嬉しそうに、俺に何の断りもなく、
突然服を脱ぎだし....
......あの~...にいさん、
俺にそんなお尻向けて着替えてさ...
脚の間から、
可愛い袋が丸見えなんですけど~(´゚д゚`)