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Blue【気象系BL】

第13章 ふたりなら、きっと…


ホントはさ、
一回で開放してやるはずだったのに...

だって、今日は言わば『お試し』な訳で。
出さずにイケるのか...

甘く喘ぐ彼を見たかった。

なのに...


....それ以上だった...

智が、あんまり乱れて求めるから、
ついつい、欲情のままに追い詰めてしまい、

つけたままのリングが
彼自身に食い込むのを横目で見ながら、
何度もイカせてしまった。

...そして。

ぐったりとする智。
もうその身体に力はなく、
俺の為すがままに、身を委ねている。

それでも、その細い腰をしっかり掴み、
俺は、その夜何度目かの欲を

彼の身体に注ぎ込もうとしていた。


....こうなると、
もはや鬼畜だな....


...自分で呆れる。

俺の抽挿に合わせて、
もはや彼はわずかに息を吐くだけ...

そんなになっても、
ソコが俺自身に絡みつき、
締めあげて、逃さないように
自ら奥へと誘うところをみると、


感じてはいるようで...


「智...ごめんよ..
...これで、終わりにするから...」

そう言ってやると、
彼は薄く目を開け、
口元を上げて、微かに笑った。


その妖艶な表情に、
突き上げていた俺は、
最後の欲を、彼の中に吐き出した。




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