第2章 裏切りの夜
潤の身体は、色白で華奢で、
女の子みたいだった。
可愛らしい乳首に舌を這わせ、軽く噛むと、
「あんっ...やっ..め..あぁ..」
女みたいな声を出して喘いだ。
そうするうちに、彼自身は硬く勃ち上がる。
その頃には潤だけじゃなくて、
俺の息も上がり、
そして、
ソコも、
熱を持って、形を変えていた。
お互いに、子どもの時からジャニーズに入り、
周りから注目される存在だった俺たち...。
俺は、女の子とも、数える程しか経験はない。
潤に至っては、
俺が初めてのセックスの相手だった。
そのことも、俺の罪悪感を煽っていたんだ。
........
俺の脚の間に膝まづき、俺自身を咥え込み、
舌を使いながら刺激をくれる。
上目遣いで、俺を見る顔が、
エロい。
その顔が、俺の雄に火を付けることを、
潤は、ちゃんと分かってるんだ。
迷いながら、
不安に怯えながら、
俺は、潤を抱え上げ、ベッドに押し倒した。