第1章 短編集
私は卒業して動く絵画家になった
珍しく休みで、する事もなかったので絵を描いていた。こうも毎日描いてて飽きない自分に対して拍手を送りたくなった。
ふと、彼も校長だったのだから、絵画になる日が来てもおかしくないだろうと考えながらハリーに連絡した
ハリーとは久しぶりに話した。
「ハリー、久しぶり。ジニーと子供達は元気?」
「久しぶり。ああ、もう元気元気。先日ホグワーツに入学したからやっと静かになったところなんだよ。次男がスリザリンに入ったらどうしようって言っててさ、僕言ってやったさ。僕の知ってる一番勇敢な人はスリザリンだったって。」
「そう・・・よかった・・・」
「あ、そうだ。今日はどうかしたの?」
「ああ、そうそう。・・・スネイプ先生の絵画ってもうあるの?」
「ううん、僕が今魔法省に取り合ってるけどまだなんだ。でも、多分もうすぐいけると思うよ。」
「そう、分かった。また決まったら連絡くれる?」
「勿論。じゃあ、また。」
両面鏡での話を終えると大きな溜め息をついた。
嬉しかった。
もしも教授の絵画を描くとなれば、私が描きたいしね
鼻歌を歌いながら再び描いてる絵の前に座ると、顔だけ描かれた人物に「ご機嫌だな」と言われた。