第1章 短編集
=絵の具の指輪、きっとそれは36℃。=
動く絵画
入学式の日、ホグワーツで見た物で一番感動した物ではないだろうか。
ただ動くだけの絵画
簡単な会話なら出来る絵画
そしてまるで生き写しかの様な、過去の記憶から作られて、その人が答えるであろう答えを出す絵画
最後にあげた絵画には、ホグワーツ歴代校長達の絵画も含まれる。
私はある教授と恋に落ちた
そして私が七年生の頃、教授は死んだ
死体は叫びの屋敷にあった。
ただただ、痛々しかった。
ただただ、悲しかった。
でも、何かの呪縛から解き放たれた様な教授の顔はとても穏やかだった。