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【おそ松さん】哀色ハルジオン
第16章 追想の愛
‐現代・物語の終焉‐
《思い出すのが辛いのなら、全部忘れてしまえばいい。
哀しむことを恐れるのなら、思い出に縋らなければいい。
そう…私にはもう何もいらない。
……けれど、
願いはいつか、形に。
夢は、現実に。
ずっと、追想をしていたの。
ねぇ…誰か、気付いて…―》
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