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ワンナイショータイ

第2章 モーニン!


「今日天気良さそうだね」

コーヒーをすすりながらぼんやり窓の外の空を眺めつつ言うと、

「だねー。洗濯物乾燥機かけずに外に干しなよ」

「そうしよっかなぁ。やっぱりお日様に当てた方がスッキリするし……でもライトの着るものが」

はっと思い出してライトの方に目線を向けると、

「俺は乾くまでの時間が長くかかる方がいいし」

にやっと笑った。

「いやいや……」

「茜用事あるの?」

「ない、けど」

でもやはり昨日出逢ったばかりの男女が付き合ってもう長いんです、みたいなこの空気。

どうかしてるんじゃないかと思う。

ただ、なぜだかライトが居ても居心地がいいから不思議だ。

「ならお日様に任せよう?」

「……うん」

食事を済ませ、食器を片付けて脱水が済んだ洗濯物をベランダに干すことにした。

その間ライトは食器の片付けを買って出てくれた。

爽やかな日差しを浴びながら干し終えて部屋に戻った私を、ライトが手招きしてくる。

何も疑わず近寄った私を、胸に引き寄せた。

「エッチしよ?」

「ちょ……」

「俺だけ裸とか変じゃん」

私が着ていた部屋着に近いワンピースを捲り上げて身体から抜き取る。

「ベッドいこ?」

私の身体をほんの少し抱き上げて、寝室まで足早に向かった。

ベッドに私の身体を投げつけるように下ろし、その上に跨がってくる。

「まだ思い出さない?」

不安半分見上げる私に聞いてきたから、小さく頷いておいた。

「そか……」

少し寂しそうな目をして、顔を近づけてくる。

ほんのりコーヒーが香る唇が甘く重なった。

薄く唇を開けトロンと目を閉じかけた私の口内にライトの舌が入り込んで、侵す。

ライトのキスに酔っていると、既に下着状態の私のブラのホックを外し、腕から抜き取った。

「茜キレイなおっぱいしてるよね」

両手で膨らみを揉みその先端を舐めてきた。

「んっっ!」

その刺激にまた私の芯がきゅんと疼く。

この感覚は、知ってる。

焦らすようにしつこく胸への愛撫を続けられ、自然内腿に力が入ってしまった。

「焦んなくても時間はいっぱいあるんだから」

言いながら、ライトは私の身体中を舐め回し始めた。
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