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【HQ】夢から始まる恋
第2章 近くて遠い距離
午前の授業は何事もなく無事に乗り切った。
各教科テスト前に復習するべき点やテスト範囲の説明などが主だった。
私の居なかった1週間の間にいくつか提出課題があったようで机の中に無造作に入っていた。
休み時間と各授業の合間を見計らい課題をこなしていった。
昼休みを少し使いすべての課題を終わらせた。
「よしっ……」
私は小さく一息をつきそれぞれの課題を提出に向かった。
「影山さーん!!」
誰かが私を呼び止める。
もちろん誰かなんて、見なくともわかっていた。
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