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【HQ】夢から始まる恋

第7章 季節の変わり目




 午後のホームルームで2クラス合同の話合いが開かれた。
 とりあえず今日はどんな模擬店をやるかという事が議題なのだが……。


「おい、お前らちゃんと意見出せよ! 特にボケ川!!」
「えぇ!? ちょっ!! 岩ちゃんなんで俺だけ名指し!??」
「うっせ! お前が一番聞いてなさそうだからだよ!!」
「何それ酷すぎぃ~~」


 さすがに2クラス合同となると60人近くになる為中々統率が取れない。

 それでも岩泉君のリーダーシップは凄くて、ホームルームが終わる頃には当日の役割分担まで決まってしまった。

 調理班と接客班で6組ずつ一組5.6人の組み合わせとなった。
 やはり目立つ人員(特に徹など)は接客組となり、目立ちたくない人や料理に自信がある人が調理組にまわった。


 私は徹からの痛すぎる視線を無視して調理組を希望した。
 実行委員という事もあり、私と5組の池田さんが調理組のリーダーに指名された。 接客組は徹と岩泉君。

 こうして無事?本日のホームルームが終了した。

 放課後、実行委員の4人は企画書をまとめるために残ることろなったのだが……。


 
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