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眠れる森の【文豪ストレイドッグス】

第3章 〈其の手を〉





「太宰何してンだこの野郎!邪魔だ!」


窓を開け、“太宰”と呼ばれた男に怒鳴る帽子の男。

“太宰”と呼ばれた其の男は微笑を浮かべながらこう云った。


「中也なら私を轢いてくれるかも、と思ってね。
でも残念な事にまた死に損ねてしまった。

…おや、其の女性は如何したのかな」


また彼女かい?と笑う“太宰”さんとやら。


「違ェよ。
そこら辺に居た女だ。

____恐らくだが、“異能”を持っている。
だから連れて来た」

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