• テキストサイズ

眠れる森の【文豪ストレイドッグス】

第3章 〈其の手を〉





車が発進して10分程経過したが、矢張り会話は無い。

先程から暇なので窓の外を眺めていると、景色が段々変わってきていた。




____何故だろう、此の景色を見たことがあるような気がする。



窓の外を眺めながら物思いに耽っていると、車が急ブレーキで止まった。

シートベルトはしていたのだが軽い衝撃が来る。急ブレーキって怖い。


何事かと思い前を見遣ると、包帯に塗れた男が車から3m位の場所に立っていた。


此奴何してるんだ、こんな道のど真ン中で。



/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp