• テキストサイズ

イケメン王宮、真夜中のシンデレラ/ALLキャラ短編集

第17章 二人と過ごす誕生日~レオ&アラン編~


――――――……




「レオ、ここで少し待っててくれる?」


レオ「うん、構わないよ」


「先に中に入っちゃダメだからね?」


レオ「わかってるよ。俺のことはいいから、早く行っておいで」


「じゃあ、すぐに戻るからね!」


そう言って私はレオに食堂の前で待っていてもらい、今度は厩舎へと向かった



――――――……



「アラン、いる…?」


アラン「あぁ、お前か。…いきなりどうしたんだよ」


「今、少し時間あるかな?」


アラン「まぁ特にやることはねえけど」


「良かった!じゃあ、少しついて来て!」


アラン「…え?…ちょっ、おい!」


目を丸くするアランの手を引きながら、私達はレオの待つ食堂へと向かった



―――――……



「ごめんね、レオ。お待たせ!」


レオ「お帰り、ユヅキちゃん。…と、アランもユヅキちゃんに呼ばれたの?」


アラン「…あぁ、なんかよくわかんねえけど、いきなりコイツに連れてこられた。…で、俺達に何の用だよ?」


「えっと…とりあえず、食堂へ入ればわかるから…」


レオ「ユヅキちゃんがもう入っていいって言うなら、じゃあ遠慮なく」


食堂へと続く扉へと手をかけ、レオは少しずつ扉を開いていった
/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp