第40章 『センセイ、もう一度質問いいですか?』灰羽リエーフ R18
ほんとは「そうだよ。」って答えなきゃならなかったの。
でも、快感に侵された脳は"ウソツキ"になれなかった。
「ちが…じぶ、で…」
動きが止まる。
「せん、せ?」
「へえ…」
抜けかけていた陰茎が再び奥を貫く。
再び奥を刺激された身体。
快感で腕に力が入らなくなって上半身が崩れ落ちた。
「先っ!まっ、て!」
「待たない。ちゃんと"ココ"でイけるように、勉強熱心な椎名さんは"予習"をしてたわけだ。」
リズムよく子宮を刺激され、視界が涙で歪む。
先生から離れてから感じたことのなかった快感に、体が逃げ出したくなる。
「じゃあ質問。」
ぐぢゅ、ぐぢゅん。
なんども打ち付けられる腰。
そのタイミングと同じに口から出る止まらない喘ぎ。
「俺以外とセックスした?」
こくこくと頷けば、先生は奥を穿ちながら次の質問を問う。
「誰とセックスした?」
言いたくない。
でも、口からは本当のことが溢れ出る。
「かれ、し…」
「それだけじゃないよな。ナカ柔らかいし。」
猿みたいに毎日盛る彼氏なら別だけど、と言いながら、先生は高く上がった私のおしりを軽く叩く。
「っあ!…おじさ…と」
「出会い系?」
首を縦に振り肯定すれば、先生の動きが再び止まり陰茎が抜けた。