第40章 『センセイ、もう一度質問いいですか?』灰羽リエーフ R18
近くのホテルの3階の奥の部屋。
空いてるからと先生が適当に決めた部屋に押し込められた私は靴を脱ぐ間も無くベッドへと倒される。
ベッドの淵にかろうじて乗ったトートバッグもバランスを崩し私の腕から落ちて物音を立てた。
「抱いてやるから脱げよ。」
棘のある声。
言葉に従い脱いで下着になれば、先生はくすりと笑う。
「"白"ねえ。そんなに清純か?」
下着に隠れた、いつの間にか期待した胸の頂を、先生が両の指で強く握る。
溢れそうな声をこらえ口を紡げば、ぐいと下着が上に上げられぽろりと胸がこぼれた。
「痛くされて感じるドMのくせにな。」
下着からはみ出た胸を片方鷲掴んだ先生は胸の先端を唇に挟む。
と、少し痛いくらいに歯を立てて私を刺激する。
根元に歯を立て、先っぽは舌を這わせて。
痛みと快感のセットに我慢ができなくなっていく身体。
乳首が口に含まれていない方の胸も、頂の根元を指で摘まれ先っぽを爪でぐりぐりされてしまえば甘い吐息を口から出した。
「ほら、感じてる。」
吐息を指摘されたけれど、自覚してしまったのだから仕方がない。
「本当、お前はどマソの変態だな。」
先生の口元が醜悪に歪むのが
嬉しくてたまらないってことに。