第40章 『センセイ、もう一度質問いいですか?』灰羽リエーフ R18
大学に入り、半年と少しが経った。
大学では気の合う友達もでき、彼氏もできた。
彼氏彼女の関係になれば当然セックスもする。
でも
セックスが気持ちよくない。
がむしゃらに、ただ自分が気持ちよくなるために自分の上で動く精子を吐き出したいがためのセックス。
気持ち良さげに喘ぐ真似だけが上手くなった。
彼氏のテクがないだけ
まだまだ経験がないからかと思って出会い系で会ったおじさんともセックスした。
彼氏よりは感じるけれどやっぱり気持ちよくない。
自慰で思い出すのはあの緑の瞳。
あの瞳に覗かれることを想像するだけで体中の血液が沸騰するように熱くなるのだ。
どうしても、先生とのセックスが忘れられなくて
私はいつの間にか、灰羽先生の背中を探していた。
会いたい
逢いたいよ
センセイ