第37章 『彼は無気力系…?』 孤爪研磨 R18
むわり。
運動後の蒸れた雄の香り。
一瞬躊躇したのを感じ取ったのか、研磨は私の頭をぐいと自らに近づける。
無言の圧に耐えきれず、口を開くとそっと先っぽを咥えた。
「噛まないでね。」
そう降ってきた言葉。
問おうとしたけれど、それは物理的に難しくなった。
勢いよく口の中を犯す陰茎。
それは口の奥…喉まで差し込まれぐっとえずく。
苦しさと気持ち悪さで涙が浮かぶけれど研磨はそんなことは御構い無しに喉奥を犯した。
「ゔ…うぐ…ぐぅ…」
「苦しい?」
こくりと首を振りながらやめて欲しいと懇願するように目線を上に上げると、私の痴態をずっと見ていたらしい研磨が口の端を上げて笑う。
「おれはもう少し頑張って欲しいな。」
夏乃の喉、気持ちいいし。
そう言いながら研磨は私の後頭部を掴み再び喉を犯す。
「ぐ…うぐ…け…ゔ…ま"ぁ…」
「夏乃可愛い。そろそろイくから全部飲んでね。」
喘ぎとは程遠いくぐもった声。
たまに出る嗚咽音。
研磨の陰茎が深く喉奥に潜り込んだ時、研磨が小さく呟く。
「…出るっ」
瞬間、弾ける陰茎。
直接喉に流し込まれる精液。
必死に喉を鳴らして飲み込んだけれど、どうやっても無理で陰茎を口から離して、精液を吐き戻す。
げほげほと何度もえずく私を無理やり立たせた研磨はいつもより綺麗に笑った。