第3章 『宵闇の桜』赤葦 京治 R18
私は自分の家に京治君を連れて行った。
鍵を開け中に入る。
ドアが閉まる音とともに体を抱き寄せられ口付けられる。
肩から下げていたカバンが落ちる。
キスをしながらワイシャツのボタンに手をかけられる。
器用にボタンを外していく京治くん。
私もジャージのファスナーを下げる。
唇を離すと、首に噛み付かれる。
『ベッド…いこ?』
私はそう促すと京治君は噛み付いていた唇を外し私を肩に担ぐ。
『ちょっ!』
靴を脱ぎ部屋の中に進んでいく京治くん。
ベッドに降ろされるとTシャツとジャージを脱ぎ上半身裸になった。
無駄な肉のない引き締まった身体
外からの光に照らされ身体の凹凸を際立たせている。
「いいんですか?こんな成り行きで…」
少しだけ心配そうに聞いてくる。
『今更…ここまでしてやめちゃうの?』
挑戦的にニヤリと笑う。
『いっぱい……気持ちよく……して?』