第33章 『秘密、ひみつ。』赤葦京治 R18
side赤葦
この女もパターン化してきたな。
少しだけ刺激を求め、女…音楽教師の膣穴に遠隔用バイブレーダーを突っ込み授業をさせた。
だからだろう。
下着の中はぐちゃぐちゃ。
前戯なしでそのまま突っ込んでも余裕で入る。
キスの合間に指先でバイブを動かせば恥じらいもなく女は善がる。
「ねえ、笹塚先生。"こんなの"が良いの?」
微弱な振動から一気にMAXまで振動を上げれば、女の腹の中からくぐもった振動音。
そしてびくびくと震える体。
「ねえ、赤葦くぅん。」
女は強請るように俺の足元に座り込みスラックスのファスナーを開け、下着から俺の緩く立ち上がる肉棒を取り出すと口の中へ放り込んだ。
熱くて滑らかな口内。
でもつまらないから腰を送り喉の奥を刺激すれば、鳴咽のようなくぐもった声。
女の口から出る唾液の音。
中からする振動音。
そして女が自らの股間を弄る卑猥な音。
全ての音が汚らしく感じた。
「やめた。先生、終わりです。」
色欲に歪んだ顔が今度は執着で歪む。
足元に縋る先生…今は欲にまみれた女があられもない姿で俺を引き止める。
「ねえ、赤葦く「煩いですよ、先生。」
ポケットからスマホを取り出すと、俺は女の眼下に晒す。
「あんまり煩いとこれ、全生徒、全先生の携帯、パソコンに送りつけますよ。」
背景は音楽準備室。
性欲に歪んだ顔まではっきり映った写真は、何かあったときのためにと保険で撮っておいたもの。
それを見た女の顔はさあっと青くなる。
「俺の親父…教育委員会に送っても良いかもしれませんね。」
乱された下着とスラックスを上げ、さよなら、と言葉を吐くと俺は準備室の扉を開けた。