第32章 『S系女子のいいわけ』 日向翔陽 R18
快感に耐えながら上半身を起こすと翔ちゃんの目を見つめる。
「もともと童貞くんが戸惑った顔が好きで…
だから、翔ちゃんも誘った。
でも今は翔ちゃん…好き。」
ちゅぷん、と膣が空っぽになる。
正面を見れば顔を真っ赤にした翔ちゃん。
「翔…ちゃん?」
「俺のこと…好き?」
「好き。」
「俺の何がすき?」
好きという言葉の連呼が恥ずかしくなり、つい逆ギレのように怒り口調になる。
「っ…!翔ちゃんも翔ちゃんのえっちも好きよっ!」
叫んだことによりぐっとお腹に入った力。
それは膣も締めたけれど、そんなのおかまいなしに翔ちゃんは抜けていた陰茎を最奥まで貫いた。
「ぁ……っ!」
「っ!きつっ…」
やっと与えられた快感にぶるぶると体が震える。
目の前がちかちかして翔ちゃんの顔が見えなくなった。
「夏乃ちゃん、おれ夏乃ちゃんのこと好きっ!」
すきだと思いをぶつけるように奥を何度も穿たれる。
息もできないくらい激しくて回した手に力がこもった。
「わったしもっ!っあっ!好きっ!」
まだ私の下で啼くのを見るのは好き。
でもね
私のことを気持ちよくさせてくれる翔ちゃんがすき。
翔ちゃんの下で啼くえっちはもっとすきなの。
「も…っ!だめぇ!」
「っ!おれもイくっ!」
「翔ちゃ…ぎゅーって…して?」
夢中でしたおねだり。
翔ちゃんはわたしをぎゅっと抱きしめると最奥を穿ち、あたたかな欲を吐き出した。