第31章 『S系女子の秘め事』 日向翔陽 R18
「っ…ふうっ…」
「ねえっ…翔ちゃん気持ちいい?」
ぬちゃぬちゃと粘液がかき混ぜられる音が玄関に響く。
顔を両腕をクロスにして隠す姿に快感を覚えながら私は抜き差しを続ける。
焦らすようにゆっくり抜き差ししたかと思いきや、一気に奥まで挿入したりすれば、小さく喘ぎながら体を震わせる。
その反応が可愛くてわざとゆっくり抜き差しすれば、苦しそうな息を吐きだす。
「気持ちいい?」
答えが聞きたくてわざとナカを締めれば、小さな声。
「なあに?翔ちゃん、聞こえないよ?」
わざとらしく膣から陰茎をぎりぎりまで引き抜く。
そして入るか入らないかのところで焦れったくなった翔ちゃんが…
あれ?
「っ…あーもう!!」
ぐいと脇の下に手を差し込まれ、持ち上がる体。
「ベッド、どこ?」
「…部屋の、奥。」
翔ちゃんは私の鞄と私を抱えると、お邪魔しますと一言つぶやき部屋の奥へと進み、私をベッドへ下ろした。
「おれ、初めてだからうまくできないかもしれないけど…いい?」
さっきまでの戸惑った瞳とは違う、射抜くような瞳。
うそ…そんな目で見るの?
子宮が疼くような雄の瞳に、私のナカは蜜を零す。
言葉のないことを了承と捉えたらしい翔ちゃんは手始めに私のスカートを脱がせ始めた。
下着も外し素肌にすると、自分も服を脱ぎ始め床に放り改めて私に向いた。