第30章 『私を1度、満たしてください。』灰羽リエーフ R18
満たされた…
満たされすぎて疲れた…
行為を終え、ベッドに身体を沈ませながら荒い息を整えていれば、なぜかお尻に違和感。
「何…ですか…?」
「何っていい形だなって。」
なぜかお尻を撫でられている。
いやいや、私はもう満たされたんだ。
これ以上は体力の限界。
そんなことを思いながら身体を横たえていればぐいと上に引かれる自分の腰。
なぜか腰を持ち上げられ、上半身うつ伏せの体勢にされる私の体。
「はいば…さん?」
「リエーフでいいよ。夏乃。」
「リエーフさん…何してるんですか?」
そう問いかければ、リエーフさんはキョトンとした顔で私の問いに答えた。
「何って2回戦。」
いやいやおかしいでしょ。
今、ぐったり寝ていたのわかるでしょ?
せめて水分を…
ミルクティを…
そう考えながらベッドサイドにあるパックジュースに手を伸ばしたのだけれど、それより先にリエーフさんの手が先ほどの行為で快感に濡れた秘部に触れた。
それだけできゅんと疼くカラダ。
小さく喘げば後ろからリエーフさんが覆いかぶさってきて、するりと喉をくすぐった。
「夏乃のココ、まだ欲しがってるみたいだよ?
いいの?終わりにして。」
先ほどの行為で一度射精したはずのリエーフさんの肉棒。
濡れる秘部に押し付けられたソレはまた硬くそそり勃っていて、下手すればそのままするりとナカに入ってしまいそう。
リエーフさんは肉棒に私の愛液をまとわせ閉じられた足の間にするりと肉棒を滑り込ませると、ぬぷぬぷと音を立てながら抜き差しを始めた。
硬い肉棒が動くたびに、熟れて皮が剥けた肉芽に擦れ身体が無意識に震える。
「俺の、欲しくないの?」
改めて問われたその質問。
いけないとわかっていながら、私はもうリエーフさんのカラダに虜になってしまっていたらしい。
私はリエーフさんに2度目のつながりを求めてしまっていた。
「欲しい…
リエーフさんの太いの…頂戴?」
お尻を突き出すようにして
両手で濡れた秘部を広げて
肩越しに彼を見つめて
全身で目の前の彼を誘った。
それをみた彼は綺麗なグリーンの目を細め、赤い舌で唇を舐めた。