第30章 『私を1度、満たしてください。』灰羽リエーフ R18
いやでかい。
指が回らないサイズってどれだけよ。
太さもそうだけど、長さもそれなり。
口に含んでもさらに余る。
こんなので喉奥まで犯されたら息ができない。
その一心で舌で喉奥を守りながら咥えたけれど…
限界まで開いた口ががくがくと震え、歯を立てないのが逆に苦しい。
苦しくて涙が出そう。
それでも必死に肉棒を咥えていれば、上から降ってくるライオンさんの声。
「エロ…」
私、えっち…なの?
この人にはそう見えてるの?
ここ数ヶ月、そんなこと全く言われてなくて自信なんてなくなっていた。
だから、少しだけ嬉しくなった私はもっと気持ちよくなって欲しくて喉奥へ押し込まれるのを阻止していた舌を竿の方へと移動させた。
ググッと押し入ってくる肉棒。
喉を犯すそれは苦しくてえづきそうになるけれど、気持ちよくなって欲しくて唾液を纏わせながら必死で出し入れをしながら喉奥を締めた。
お返しとばかりにライオンさんは私の肉芽をくりくりと捏ねるから、自然と足が開き恥ずかしい格好になっていく。
「そんなにエロい格好してさ…そんなに欲しい…?」
頭を動かしながら肉棒にしゃぶりつく私を見て、ライオンさんが上から笑う。
口いっぱいにライオンさんの肉棒を含みながらこくこくと頷くと、ライオンさんは私の口から肉棒を抜く。
そして出会った時に背負っていた鞄から薬局の袋に包まれた避妊具の箱を取り出すと、一つ以外の中身を全てベッドに放った。
「じゃあ、自分で足開いて?
これから彼氏以外のモノが入るの、ちゃんと見てろよ?」
その言葉に私は期待と不安で、こくり、喉を鳴らした。