第29章 『教室の秘め事〜0818〜』 灰羽リエーフ R18
教卓から生徒用の長机に移動し、その上に夏乃さんを座らせる。
「人が来たら…」と不安がる夏乃さんのためにドアは施錠、全てのカーテンを閉め、また夏乃さんの元へ戻った。
困ったように下がる眉の中心。
少ししわの寄ったおでこに口付けると、夏乃さんは俺のシャツの胸元をきゅっと握る。
そのまま目尻や鼻先、頬に口付ければ、くすぐったいのかふふっと笑う。
形よく笑う唇をぺろりと舐めると、今度は夏乃さんからキスをしてくれた。
優しく触れる唇。
たまに軽く噛み付かれ、俺もくすりと笑えばちゅっちゅっと下唇を甘く吸う。
焦らされ、そろそろ限界と思う頃やっと進入する柔らかな舌。
意地悪をして奥に引けば捕まえようと、顔の角度を変え必死で追いかけてくる。
キスに夢中になっている夏乃さん。
その隙をついてブラウスの上からうまく下着のホックを外す。
それに気づき、唇を離そうとする夏乃さんの頭をぐっと引き寄せた俺。
そのまま舌を絡めながら開いた手でブラウスとブラをたくし上げた。
形の良い、でも少し小ぶりの胸がぷるりと震えながら外気にさらされる。
そのまま下から柔らかな胸を揉めばシャツを握る手に力が入った。