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夜の少年達【HQ】

第27章 『貴方だけしか見えません。』月島明光 R18




えっちな音が部屋に響く。

着ていたバスローブや下着は脱がされ今は床に落ちている。


自分の声が恥ずかしくて口を塞げば、その手の甲に明光さんがやさしく唇を落とす。

「声、出して?」

『や…恥ずかしい…』

「声出したほうがもっと気持ちよくなるから…」

何本目かわからない指が私の中を蠢めく。
小さく喘げば、明光さんは私の目尻に唇を落としやさしく笑った。


痛くないように。

そう言って明光さんは小さな袋を取り出し、それを手のひらに出した。


とろとろとしたそれを明光さんは私の秘部に塗り込む。

控えめだった音が大きく、激しくなっていく。
それとともに明光さんの指も動きが激しくなった。

「気持ちいい?」

『わか…な…お腹、いっぱ…』

「じゃあこれは?」

そう呟いた明光さんは私の肉芽を摘む。


びくり

身体が勝手に跳ね、喘ぎが口から漏れだす。

『あきっ…てるさっ!何かくるっ!』

「うん。そのまま気持ちよくなって?」

ナカをかき混ぜる指と肉芽を摘む指はさらに激しさを増す。


シーツをつかむ手が

意思とは関係なく反る背中が

いつのまにか溢れた涙が

気持ちいい、と明光さんに知らせる。

『やっ!あっ!あああああっ…!』

一瞬、こわばった身体。
目の前がちかちかした後、全身の力が抜け、私はベッドに沈み込み、荒い息を吐いた。

「お疲れ様。」

明光さんは乱れた私の髪をそっと撫でる。


やさしくて、ずるい。

余裕ありそうな雰囲気がずるい。


頭を撫でる手を自分の顔に引き寄せると、ちゅっと音を立てて手のひらに吸い付く。
吸い付きながら身体を起こして、今度は唇に。

明光さんがやったことと同じことを真似るように、バスローブを乱しながら明光さんの身体を唇でなぞる。



首筋、肩、鎖骨、そして、胸の頂。

小さくふるりと身体を震わせた明光さんに嬉しくなった。






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