• テキストサイズ

夜の少年達【HQ】

第26章 『貴方のことしか見えません。』 月島明光 R15






『明光さん、ぎゅってして?』

そう問えば、明光さんは不安そうな顔を私に向けた。

「怖くない?」

そう聞く明光さんに私は微笑むと、明光さんをベッドに座らせ、足の間に座った。

『明光さんだから怖くない。』






そう言ったけれど、正直怖い。


でも、ふわり、香る明光さんの香り

ぎゅっと抱きしめてくれる腕の力


いつも変わらなくて安心する。



抱きしめられた体制のまま明光さんを見ると、私は笑いながら言った。



『明光さん、大好きです。』



自分の気持ちを確かめるように。







/ 395ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp