第16章 『限定→本命カレシ。』 木葉秋紀 R18
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『んっ……ひゃうっ…』
「歯、食いしばんな…」
お互いに服を脱がせあって、
身体を触りあって、
恥ずかしい声を出して、
そして、いっぱいいっぱいキスをしあった。
私のナカからぐちゅぐちゅと卑猥な音が鳴る。
苦しいし、恥ずかしい。
それでも私は…
目の前にいるあなたが…
木葉秋紀が欲しい。
私の中にあった指が抜ける。
息を整えながら目を開ければ自らに膜を纏わせる木葉。
私が目を開けたことに気づいた木葉は目を細め、笑う。
「好き…だよ。夏乃…」
『私も秋紀が…好き。』
思いを伝えあい、繋がりあう。
ナカを侵食される感覚に思わず腰を引きそうになるが、
ぎゅっと握ってくれる手の熱が優しくて
口付ける唇が優しくて
ハジメテの恐怖なんてどこかに飛んでった。