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夜の少年達【HQ】

第12章 『木曜日の君。』 赤葦京治





夏休みが明けた。




赤葦さんとの繋がりなんて図書館に行かなくなったらなくなった。

それで大丈夫。

そう思っていた。






「ねえ、椎名さん、夏休み前から返却していない本あるでしょ?
図書館の大掃除があるから近いうちに返却してもらえないかな。」

そうクラスの図書館に言われ、私は1ヶ月ぶりに図書館にきていた。

今日は金曜日だし、閉館ぎりぎりだから大丈夫。




そっと図書館に入るとカウンターには知らない人。

よかった。

そう思い、本を返そうとカウンターに向かった。

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