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黒子のバスケ*Short Stories2

第13章 一番君を好きなのは*紫原*


「、貸すのだよ。」

ミドチン…。

「お前の身長じゃこの高さに干せと言う方が無理なのだよ。…俺たちに声をかけろ。」

「ありがとね、真ちゃん。助かっちゃった。」

あのさぁ、オレの仕事取らないでよー。

ちんも、なんでもっとオレのこと頼ってくれないの?

「っちー!」

うわ、黄瀬ちん。

「もー疲れた…。っち充電させてほしいっス!」

「…涼ちゃん重たいよ。あと女の子にいきなり後ろから抱きつくのセクハラ。」

ちょっとちょっとちょっと。

何ちんに抱きついてんの。

イライラする。

離れろし。

「さん。」

あれ…黒ちん?

ちんの耳に顔を近付けて、こしょこしょ内緒話してる。

ちん、はにかんで笑って何だか嬉しそう。

やめてよ、そんなにくっつかないでよ。
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