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黒子のバスケ*Short Stories2
第7章 10月9日*紫原*
ちんのお家のチャイムを鳴らした。
ピンポーン…って音が響いて、少し静かな時間が流れる。
待ってみても…返事がない。
来る途中に電話もしたけど、出てくれなかった。
もしかしたら熱でもあって動けないのかも。
ちん一人暮らしだし、倒れてるのかも。
持っていた合鍵でドアを開ける。
家の中はしーんとしていて、真っ暗。
「ちん?」
廊下を歩いて部屋へと続くドアに手をかけた。
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