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黒子のバスケ*Short Stories2

第20章 君に呼ばれるとなぜか*小金井*


何度かこうして二人で帰ることもあったけど、最近二人きりになると何だか少し緊張してドキドキする。

意識していることに気付かれないように、咄嗟に話題を出した。

「今度はさ、実際にプレイの練習相手になってくれない?いっぱい教えてもらったから実践してみたいんだ!」

「うん!…あ、でも私で大丈夫かな?」

が少し不安げな表情を浮かべたけど、俺はに教えてもらいたかった。

「もちろん!人数的に、水戸部とかにも手伝ってもらおっか。」

「そうだね。コガくんは水戸部くんの言ってることわかるから、すごいよね!」

「中学から一緒だからねー。何となく分かるようになっちゃった。」

…ん?何かいつもと違う。

でも俺の聞き間違いかもしれないから。

「そういえばツッチー絶対デートだよね!いいなー!」

「ね!羨ましい!土田くんの彼女の写真今度見せてもらおうね。」

「羨ましい」ってことは、そういう相手はいないってことかな?

…ちょっと踏み込んで聞いてみてもいいかな?
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