第2章 密かに知っていたあなたの癖*赤司*緑間*紫原
<嬉しい時俯いて笑う癖/緑間>
自習の時間。
友達と課題をやりながら、こっそりお喋り。
「、緑間くんと付き合ってどれくらい?」
「んー…もうすぐ半年かな。」
「もうそんなに経ったんだね!早いねぇ。」
バスケ部のエースで容姿端麗、頭脳明晰。
いつもラッキーアイテムを左手に持っているちょっと変わり者の彼は、違うクラスでも学年で目立つ存在。
「正直から聞いた時は本当にびっくりした。まさかあの緑間くんと付き合うとか…。」
「そう?バスケしてるところとか最高にかっこいいよ?」
「でも、緑間くんっていつもポーカーフェイスだし、何考えてるか分かりにくくない?」
確かに、私も出会った時はそう思った。
でも、よく見ていると彼は意外とわかりやすい。