第2章 宿題(黒尾)※
始めは中を広げる様にゆるゆると動かされていた腰が、だんだんと激しい動きに変わっていった。
その動きに合わせ、私の乗った机がガタガタと耳障りな音を立てる。
「静かに、しっ、ないと…んっ、誰か、来ちゃう」
「そうだな、のこんな姿見られたら大変だもんなァ」
黒尾はニヤニヤ笑ってさらに奥へ奥へと突いてくる。
動きを止める気配はまったくない。
「っ、いやぁ」
「うぉ…すっげぇ締まったんだけど。何?誰かに見られるの想像した?」
なんでそんな恥ずかしい事が言えるんだ、このバカは。
ピストンはさらに加速する。
黒尾の硬くなったソコが抉る様に奥を突く度、どうしようもなく情けない声が出てしまう。
「っ、気持ちいいか?」
こんなあられもない姿を見られていてもなお、素直になんかなれない私は、息苦しさを堪えて「…ぜん、ぜっん」と答える。
「マジか…んナカ、気持ち良すぎて俺もうイキそうなんだけど」
そう言うと私をグッと抱き寄せ薄いゴムの膜越しに、欲を注ぎ込んだ。