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世界はパラレル【HQ・ヒロアカ短編】
第2章 宿題(黒尾)※
「オイオイ逃げんなって、せっかく優しくシてやるって言うのに」
ニヤニヤと近づいてくる黒尾。そもそもこの狭い部屋に逃げ場など無い。本当に逃げたければ資料室の外に出ればいいはずなのに。
ほら、また捕まった。
「そんなに無理矢理されるのが好きなのかよ?」
両腕を掴まれて、私の耳元でわざとらしく色っぽい声を出す。
それだけでさっきまで黒尾に弄られてたところが、また熱を持つ。
「嫌だ……から、優しく…してよ、黒尾」
恥ずかし過ぎる。死にたい。
「…その顔たまんねェ」
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