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世界はパラレル【HQ・ヒロアカ短編】

第2章 宿題(黒尾)※




ある日の放課後、図書室に寄った帰り。
私は見てしまった。

放課後の空き教室で重なる影。


黒尾が女子とキスをしていたのを。



叫びたいのに、声も出なくて…。

私はその場に座り込んだ。


頭を鈍器で殴られたような衝撃。

足も手もフラフラで、何よりも胸が張り裂けそうに痛い。


絡まる吐息と、女の濡れた声。
挑発するような、聞いたこと無い黒尾の甘い言葉。



私は惨めに、這いずる様にその場から逃げ出した。



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