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ノーゲームノーライフ

第4章 『 』との出合い


部屋に戻ったあと、俺は筋トレをし始めた。
何時も部屋にいるときは筋トレと想像で作り上げた敵と戦闘をして前の世界に居たときの戦闘の技術などか衰えないようにしている。
(この世界は今は平和だけど何があるか分からない。
万が一があった時のためにもこういった事をしておかないと。)

そんなことを考えながら一時間と少し動いていた時にお父さんがドアをノックして話しかけてきた。
「氷麗、もうご飯だから出ておいで。」
「うん!わかった!直ぐに行くよ‼」
俺が返事をするとお父さんは早く来るんだよ、と言ってリビングに向かった。
俺は汗でビショビショになった体をタオルで拭き、服を着ると急いでリビングに向かった。



リビングに行くとリビングは飾り付けされており、テーブルの上には豪華な食事が置いてあった。
「うわー、すごいね!美味しそう‼」
俺がそう言うとお父さんとお母さんが笑いながら
「氷麗、分からないか?」
お父さんは微笑みながらそう言い、
「氷麗ったら、今日がなんの日か忘れちゃったのかしら?」
と言って笑った。
俺は分からずに「なになに?教えて‼」
と両親に言った。
「今日は氷麗の誕生日だろう?」
とお父さんは笑いながら言った。
「全く、忘れん坊な子ね」
と言いながら微笑むお母さん。
「ほら、席に座って。暖かいうちに食べましょう!」
と言われて席に座り家族で豪華なご飯を食べた。



豪華な食事が終わりケーキも食べ終わった後、両親がプレゼントを持ってきた。
そして、HAPPYbirthdayの言葉とともにプレゼントを貰った。
僕は嬉しくなり
「開けていい!?」
と聞きながらも包装を剥がしていた。
そんな僕を見て笑っている両親、俺はプレゼントを見て嬉しくなった。
お母さんからのプレゼントは俺が前に欲しいといっていたパソコンだった。
お父さんのプレゼントはあの時、ゲームショップで買って貰ったサバイバルゲームともう一つ欲しがっていたコマンド入力式のゲームだった。
「お父さんお母さん‼ありがとー‼」
俺は嬉しくなって両親に抱きついた。




そして俺の誕生会が終わり部屋に戻って直ぐにパソコンの設定等を終わらせ早速コマンド入力式のゲームを始めた。
「凄いな、オンラインも出来るのか。」
そう独り言を呟きながらオンラインのランキングを何となく見ていた。
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