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ノーゲームノーライフ

第3章 三回目の転生場所は…。


俺は深い深い暗闇のなかにいる。
上も下も右も左も分からない、暗くて暗くてどこまでも暗くて。
この暗闇がどこなのかさえ分からない。
でもこの感覚は覚えがある。この安心するようなトクントクンとゆう音、いつまでもここに居たいとさえ思ってしまうような暖かさ。
そうこれは転生して母親のお腹のなかにいるときに感じるものだ。

(そうか、俺はプライドに殺されたんだ。
にしてもこの感覚は俺がまた転生した世界の、新しい母親の腹のなかってことか。)

そんな事を考えていると圧迫され、押し出される感覚に襲われた。
(よし、これから始まる四度目のこの命、精一杯悔いの無いように生きてやる。)
そして俺は眩しい光に包まれて新しい世界へと生まれ落ちた。











俺がこの世界に生まれてから早くも6年がたった。
(生まれてからのあの羞恥プレイは何度転生しても慣れることはないだろうな。)
そんな時ドアの向こうから声が聞こえてきた。
「氷麗出掛けるわよー‼」
母親が俺を呼びに来た。
今日は俺の生まれたである。
「はーい!」
俺は年相応の返事を返し父親から貰ったバッグを手に取り急いで母親の元へ向かった。



車で連れてこられた場所は地元で一番大きいショッピングモールだった。
中に入ってすぐに俺はお父さんと一緒にゲームを見に行った。
お母さんは見たいものがあるとかで別行動している。
俺はお父さんとパソコンのゲームソフトを見ていると
「氷麗、この中で欲しいソフトはあるかい?」
とお父さんが話しかけてきた。
俺はう~ん、と悩みながら2つのゲームソフトを手に取った。
そのゲームソフトはサバイバルゲームとコマンド入力式のゲームである。
2つのゲームのうちどちらかにするか迷いに迷ってサバイバルゲームの方を選んでお父さんに見せた。
「僕これがいい‼」
僕がそう言うとお父さんは微笑みながら
「そうか、じゃあそれを買おう。お父さんはこれを買ってくるからあそこにある椅子に座って待ってなさい。」
そう言我俺ははーいと返事をして椅子に座ってお父さんが来るのを待っていた。


少ししてお父さんが会計を済ませ戻ってきた。
そして直ぐにお母さんは大きな荷物を待って俺達と合流した。


家に帰り僕はお父さんとお母さんに勉強するといい自分の部屋に向かった。
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