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第8章 空白の時間


トウェインさんの質問に、押し込めたはずの羞恥心が一気に引き戻される。

『ど、どうって…』

「ほら、早く…ちゃんと色々考えてから言いなよ」

媚薬使ってる僕が言うような言葉じゃないけど。
トウェインさんの言葉でまたトロリと蜜が溢れた気がした。

あそこが疼いて仕方が無いの、ずっとずっと、敏感にさせられっぱなしで、どうしようもなくもどかしいの。

こういう風になったら辛いだろうって…すぐに……

そこまで考えてどうしようもなくなって、ポロポロと、それも自然に、涙が溢れ出る。

『…っ』

「!!これは驚いた……まさかそんな状態で理性が戻ってくるなんて」

膝を閉じて、それだけでも衣装と肌が擦れて声が出そうになって、息を荒くしたまま耐える。

『指、欲しいの…でもダメなのっ、ダメだったの……』

「うん、分かってる……!蝶ちゃんごめん、あともうちょっと頑張って」

『ふえ、っ…?……ッひゃ、ぁっ…』

閉じた膝を割ってトウェインさんが間に入ってきて、太股の内側を大きく撫でる。
それだけでも背中を仰け反らせてしまう程強い刺激なのに、もう片方の手で、またあそこをヌルリと撫で上げられる。

『ふ……っ、んんんッ…はぁ、っ、あッ…ああ……ッ』

そうされてるうちにまた身体が刺激を求める。
イかせてもらえないと言われていても、おかしいくらいに期待させられる。

あともうちょっと、あともうちょっと……そうやって登りつめてまた、腰が、脚が、ガクガク跳ね始める。

するとやっぱり、さっきまで嫌でも私のそこを追ってきていた手が話される。

頭では分かってるのに、どうしようもなく物足りない。
どうしようもなく、あそこが切ない。

『あ、ぁッ…これやだッ……嫌だぁ………』

手枷がガチャガチャなる位に乱れても、トウェインさんは触ってくれない。
触って欲しくなんてないはずなのに、してくれないと身体がどうしようもなくて、腰も勝手に捩れてトウェインさんに再び懇願してしまう。

腰や脚がガクガクなるのがおさまってから、またトウェインさんの手が下に……突起を、直接擦り始めた。

『!!?…ッあ!!ひああッ、やらッ、や、ッ…ああああ……!いやああッ…やあぁっ、それもう、やぁッ!!!』

再び泣き叫ぶように言い放った時だった。

「蝶ちゃん!!?」

部屋の外から、敦さんの声が聴こえた
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