第2章 暗闇の中で
『っ、ぁ、……いっ、ああっ、…んんん、!』
あれからどれくらい経ったのだろうか。
体全体が熱を持って熱くなって、顔も火照って……これだけ頼んでるのに、泣いても懇願しても、舐めるのをやめてくれない。
気持ち悪いと思うのに、この刺激が体を巡って私の頭をおかしくする。
男達によって私の体はもうベトベトだし、唯一まだ外されていない下着だってもうぐしょぐしょになってる。
何で、こんな目に遭わなきゃいけないの?
『も、やぁっ…おねが、あっ!!…』
一瞬、思いっきり首を舐められ、男達は一旦私から離れた。
「聞こえねぇな。……喜べ、もう焦らすのはやめてやるよ。」
『っ、あっ、んぁ……え、ソコ!!?』
男は今度、私の太腿を一撫でしたかと思うと、下着の上から私の秘部に触れた。
そしてまた、じっくりとそこを撫で回す。
『やあ!!やめて!そんなとこ…触らな、…いあ、あああ!!』
私の叫びに耳もくれず、ずっとそこを撫で回す男。
「おいおい、いやって言ってる割にはここ、すげぇことになってるぞ。…しっかり感じまくってんじゃねぇか、淫乱中学生が。」
その言葉で、今自分がされている事が性行為である事を初めて知った。
『!!そんなことな、〜!!!や、やだあ!!や……んんん!?』
必死に阻止しようと叫ぶも、男に頬を舐められた。
「でっけぇ声出すんじゃねぇよ。次やってみろ、唇塞ぐぞ。」
大人しくなる私の秘部をまた弄り回す男の手。
『……ん、んぁあっ、…ひぅ、ん!!』
“私のファーストは中也さんにとってあるんだから!”
絶対に嫌だ。
キスだけは、絶対ダメ。
理性を保とうとするも、男の手によってまたもや阻止される。
『ぃ!!?ぁ、ああっ、あっ、!!何!?知らない、こんなの知らない、!!!』
未だ触られなかった、秘部の突起を指で軽く摘まれると共に、出した事のない、悲鳴にも近い泣き叫び声が出る。
「そうか、そんなにいいか。嬉しそうにして…」
またもや指を離され、遂に下着に手をかけられた。
『……っ、お願い、も、やめ…見ないで、!』
静止も聞かず、少し下着がずらされる。
『やだ、……やだよ、助けて、っ』
____中也さん、っ…____
ガアン!!!
消え入りそうな声で絞り出した私の声の直後に響いた大きな音。
外からの光が目隠し越しに私を包んだ。