第28章 少女のいる世界
『ぁ……、ぅ…』
「あー、じゃあ明日。…え、制服で?…まあ、伝えはするけど」
『……、』
電話の向こうの人にばかり話しかける彼の服を引く。
彼が電話を始めてほとんど時間は経っていないはずなのに、もう何度もこうしている。
そしてそうしては私を撫でてから、また彼は唇へと口付けてくれる。
『ンン、…♡』
「…じゃあまた昼に」
通話を切ったのに合わせて彼の体に腕を大きく回して、膝枕をされたまま甘えきる。
『、そぃ…、ちよおこったぁ…』
「ごめんごめん、でも構ってただろ?ちゃんと」
『ハ…、ぅあ…ッ、…♡…っ、♡』
猫を撫でるようにして背中を撫でられはじめ、それにさえたまらない快感を感じる。
「それとも…こっち、ずっと放ったらかしだったから?」
『ひっっッ!!!♡』
彼の指で、彼自身で、散々にまでかき混ぜられ、ぐちゃぐちゃになってドロドロにされたそこ。
その突起を指で軽く摘まれただけでも、軽く飛べる。
『あ〜〜〜ッ、あ…っああっっ♡♡』
「おかしくなっちまうの、気に入ったの?やっとか…あんだけ可愛いって教えてやってたのに、ずいぶん時間かかったよなぁ」
喘ぎ声が抑えられなくて、口も閉じられないほどにたまらない。
気持ちよくて、心地よくって、ふわふわしてる。
「あーあー、まぁた俺のが出てきちまってる。ちゃんと飲まなきゃダメだろ蝶?」
『あ、アッ!!!?♡ああああぁぁあッッッ!!!!!!!ッ、…っあ…、んぁ…♡』
それをナカにかきいれて、ぬっぽりと指を焦れったくまた抜かれる。
腰が切なさにくねるのと一緒に、彼に回した腕に力が入って、しかし彼は私の後ろの中に入りっぱなしのビーズを、ゆっくりと上下させ始める。
「こっちもよく解れたもんだ…痛くねえか?……って、答えられねぇか」
『うし、ろッ♡い、ちゃ…ッ、いっちゃ……♡♡あ、っアッ、くるっ♡くるぅううぅ…ッ♡♡』
「またイけた…えらいなあ、いっぱいイけるようになって。まだまだ可愛くなってくんだから……ほら、顔見せて」
『ぁ、…っ♡…れ、も…』
「じゃあもう終わる?」
『…、いじわ、るぅ……!』
羞恥で泣き腫らした顔を、仰向けになるように彼に見せる。
すると酷く優しい目で、慈しむように私を見つめ、彼はまたナカをかき混ぜ、私の様子を目に焼きつける。
もう、ベッドの上もドロドロだった。