第7章 06
獄寺の質問に気を持っていかれたディーノは握手もうやむやに おっと と短い声を上げて時計を確認する
リ「遠路はるばるご苦労だな、ディーノ」
まるで見計らったかの様にどこからともなく聞こえるあの声にその場の全員がキョロキョロと辺りを見回す
『よぉ、何してんだよこんな所で??天罰が下るぜ?』
しかしさんだけが道端の小さな地蔵の横で地蔵の真似をする声の主をみつけた
リ「やはり、お前はズバ抜けてるな、さん!ちったぁ見習え!!
この…」
リボーンはピョーンと軽快に飛び上がると、
リ「甘々の…」
真っ直ぐに綱吉のこめかみ目掛けて飛び蹴りをし
リ「生徒ども!!」
そのまま勢いを殺さず綱吉経由でにディーノの頬を殴って着地した
綱「いでっ!!!」
ディ「ぐはっ!!」
そして2人は仲良く蹲る羽目になった
リ「おい、おまえら。とりあえずツナの家に行くぞ
こんなに大勢で道を塞いでたんじゃお隣の奥さんから苦情がきちまうぞ。おまえらファミリーも誰か1人だけ残してホテルで待機してやがれ。」
リボーンはあまり表情を変えずにテキパキと指示をすると、ロマーリオ1人を残して解散させた
綱「俺の家に来るってコトはまさか、またマフィア絡みーーー!!!!?」
綱吉は半べそで肩を落とし頭を抱えた
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