第1章 記憶
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千歳達が出て行ってから…
一護:冬獅郎はなんで途中で抜けたんだ?それに一番辛いとしたら隊長だった浮竹さんだろ?
浮竹:いや…彼の方が私よりもっと…比べ物にならないくらい辛いはずだ…
チャド:何があったんだ?
京楽:あの二人はそういう仲だったって事だよ…
一護:冬獅郎の見た目が小学生みたいだからなんか…
雨竜:外見で言うな。尸魂界の全員が俺達より歳上だ…
浮竹:見た目の事は気にしてやるなよ…苦笑
チャド:でも付き合っていたのなら誰よりも辛いはずた…ましてや死んだはずのやつが戻ってきたら混乱もするだろう…
卯ノ花:とりあえずはどうしますか?彼女を一人にする訳にはいきませんよ?それに斬魄刀がある以上死神としてどこかの隊へ入れはなければ…
京楽:そうだねぇ…一度試験をさせようか。
浮竹:だが体調とかは大丈夫かな…
卯ノ花:では二日後にしましょうか。その間に全部隊の隊長、副隊長への連絡と、試験内容などを決めましょう。
浮竹:そうですね。それと千歳はこのまま十番隊に任せよう。
京楽:じゃあ部隊への連絡は僕に任せてよ。
浮竹:では試験の事は私が。
卯ノ花:分かりました。それでは二日後に。
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その日の夜
松本:眠れない?
千歳:乱菊さん…
松本:二日後に試験する事になったそうね?
千歳:はい…何も覚えていない私が試験なんて大丈夫でしょうか…
松本:頭で覚えていなくても身体が覚えているものよ?それに試験は浮竹隊長が指揮を取るそうだからあまり気にしなくて大丈夫よ(ニコ)
千歳:ありがとうございます(ニコ)
松本:やっと笑ってくれたわね(ニコ)あなたの事ずっと心配してたのよ?特に隊長なんて壊れそうなくらいに…苦笑
千歳:日番谷…さんですか?
松本:そう。千歳が死んだ時…まぁ実際は今ここにいるけど…あの時手がつけられなくて…ほんと大変だった…
千歳:私、凄く傷つけてしまったんですね…
松本:千歳が凹む事ないのよ?
千歳:でも…
松本:じゃあ…千歳も自分の事で大変だろうけどちょっとだけ隊長の事気にかけてあげて?大体が隊長の部屋にいるから(ニコ)
千歳:分かりました…(ニコ)