第4章 すれ違い
十番隊隊舎
松本:今日正式に吉良が八番隊の副隊長に決まったそうですね
日番谷:あぁそうだな。
松本:隊長~♪
日番谷:なんだ?その顔は…
松本:どんな顔ですか?
日番谷:何か楽しんでる顔だ…
松本:だって…千歳は霊術院の時から人気だったんですよ?男女両方から…
日番谷:知っている。
松本:それに吉良と千歳は同期で…
日番谷:お前は何が言いたいんだ?
松本:いいえ…(笑)
日番谷:あいつの事なら大丈夫だ。
松本:でも隊長知らないでしょ?(笑)
日番谷:何なんだ!
松本:千歳が今までどれだけモテたか…(笑)
日番谷:別にどうでもいい。
松本:ほんと隊長ってそういうとこ面白くないですよね…
日番谷:別に面白くなくていいだろ。
松本:霊術院で同期なのに全く…でもほんとに早くしないといつ横から入られるか…
日番谷:何が早くだ!
松本:祝言です。
日番谷:ぶぅーーーーーっ!!
松本:汚いですよ!!
日番谷:誰がそうさせたんだ!!
松本:私本気で言ってるんですよ!?まだ八番隊も本格的に動いてない今がチャンスだと思うんです!
日番谷:いや…急かされても…
松本:もうちょっと背が伸びてからとか馬鹿な事考えてませんよね?
日番谷:馬鹿とはなんだ馬鹿とは!!
松本:ほんとに取られても知りませんよ!?千歳が帰ってきてざわざわしてる輩
がどれだけいると思ってるんですか!
日番谷:あいつに限ってそれはな…
松本:浮竹隊長にでも聞いたらどうですか?隊長が知らない事も知ってるでしょ…
日番谷:いや、そんないちいち…
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