第4章 すれ違い
十三番隊隊舎
日番谷:と言いつつ来てしまった…千歳に限ってないと思うが…
浮竹:ん?冬獅郎じゃないか。どうしたんだい?
日番谷:突然すみません…ちょっと話したい事が…
浮竹:私とかい?
日番谷:千歳の事で…
浮竹:とりあえず座りなさい(ニコ)
日番谷:あ、はい。
浮竹:彼女の事は霊術院に入った時から知ってるがそれは同期の君もだろう?凛として、勉強家で、いつも笑顔で…そして美人だ(笑)
日番谷:そうですね…
浮竹:男からも女からも平等に人気があった。だから想いを告げられる事も多々あったみたいだよ?
日番谷:あ、の…
浮竹:ん?なんだい?
日番谷:俺の前に誰と…
浮竹:冬獅郎の前に連れていたヤツが気になるのか?(笑)
日番谷:ま、まぁ…
浮竹:松本にでも焚き付けられたかな?(クスクス)
日番谷:……///
浮竹:彼女に直接聞けばいいじゃないか(笑)
日番谷:…
浮竹:聞きづらいかい?
日番谷:そりゃあ…
“なんか面白そうな話してるね~”
日番谷:この声は…
浮竹:京楽!どうした?
京楽:いや~ちょっと寄ったらおもしろい話してるなぁと思ってさ~
日番谷:全然面白くはないですけどね!
京楽:千歳の前の相手ってあいつでしょ?
浮竹:あまりべらべら喋るのは…
日番谷:いえ。で、誰ですか?
浮竹:はぁ…檜佐木くんだよ
日番谷:な!?
京楽:歳的にはあんま変わらないでしょ?まぁ霊術院では檜佐木の方が先輩だけど…ってなんかテンション下がってない?
浮竹:やっぱり本人に聞くべきじゃなかったのかい?
日番谷:いえ、大丈夫です…
京楽:全然大丈夫そうにはみえないけどね…苦笑
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日番谷が帰った後二人は…
浮竹:やっぱり言わない方がよかったんじゃないのか?
京楽:それにしても同期なのに知らなかった方が驚きだけどね…
浮竹:まぁ…その時は興味なかったんだろうな…苦笑
京楽:なんというか……青春だねぇ…
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