• テキストサイズ

天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第29章 特別編 天は大野のケツよりも青く


ぶーっと相葉ちゃんが噴き出した。

「和ぅ…おーちゃん真面目なんだから…」
「あ?」

まじまじと和也は俺の顔を見た。
それからすぐ、嫉妬顔になった。

「へえ…」
「な、なんだよ…」
「ま、いいけどね」
「言い出したのおまえだろっ!」
「もおいいもん…」

キッと俺の顔を見ると、すごい睨んできた。

「なんか心に引っかかってるのはいいけど、ああいう風に解消するのはよろしくないから、そこんとこ、滾々と言い聞かせてよね?」
「おっ…俺がそんなことできるわけないだろうがっ!」

俺が説教なんて翔ちゃんにできると思ってんのか!?

「百倍返しされんだろうがっ!」
「いいじゃない!あなたリーダーなんだからっ!」
「リーダー関係ないだろっ!」
「ぶーっ…くくく…」

相葉ちゃんは小上がりで腹抱えて笑ってる。

「なんだよおっ!」
「ち…ちわげんかっ…」
「ち、違うわっ!」
「ま…まあ…いいんじゃね…?こうなったら、みんなでおしおきしてあげればいいじゃん…」
「ええっ…」
「ま、その前におーちゃんが優しく翔ちゃんの心、溶かしておいてよ…」
「ええぇ…」

そんなのやってみないとわからないだろお…

「ぶーっ…」

また腹抱えて笑いだした。

/ 779ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp