第26章 特別短編 かしましボーイズ
相葉ちゃんと翔ちゃんが乗っかってきた。
これは…形勢逆転?
潤はリモコンを持ちながら、ニヤニヤしてる。
「な…なによあんた達…」
「こぉんな顔されてるなんて、あん時わかんなかったからなあ?ねー!リーダー?」
「おっ!おう!相葉ちゃん!」
「こんなうっとりと他の男に抱かれてるニノみて…とても平常心じゃいられないよねえ?智くん?」
「おう!翔ちゃん!」
「カズ…これはないわぁ…ドン引きだわ。な?リーダー」
「なあ!潤!」
VS和也になった。
不利を悟った和也は、じりっと後ろに下がる。
「元はと言えば…潤くんがいいよって言ったからじゃないのかなぁ…?」
必死に話を逸らそうとしてるけど、もうだめだぞ?
「だってそら…あの場で頑なに断ったほうが、余計疑われるだろお?」
「ちょ、ちょっと!翔ちゃん!なんとか言ってよ!」
「まあ断れないよなあ?逆に嵐はホモだって噂…まあ、事実だけど。そんな噂、流されちゃ敵わないからね?」
「相葉さんっ…相葉さんだって、あの時の智のうっとり顔に怒ってたでしょ!?」
「そうだっけぇ?でもあれはかわいかった…♡」
「ば、ばか。何言ってんだよ」
照れるじゃねえか。