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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第26章 特別短編 かしましボーイズ


それから各々思い思いに過ごした。

俺と相葉ちゃんは攻防戦を繰り広げながらお風呂に入って。
和也は部屋でギター弾いてるとか言ってた。
翔ちゃんは書斎に篭って何やら調べごとだと言うし。
潤は俺たちの後で入るからと、ひと仕事しに部屋に戻った。

急に空いた一日だったから、風呂に入りながら(相葉ちゃんを防ぎながら)なにしようかなと考えたけど、なんにも浮かんでこなかった。

寒いから脱衣所でスエットだけ着込んで、頭を拭きながら部屋まで戻った。

隣の和也の部屋からギターの音が聞こえてる。
それに合わせて鼻歌を歌いながら服を着た。

なんで今日は松本くんの歌なんか歌ってるんだ…

よくよく歌詞を聞いてたら、「もうはたち」のとこが、「もう37」になってて、俺の歌のようだった。

「たは…」

髪を乾かしてたら、和也が入ってきた。

「智。なんか今週の上映会やるみたいだけど、くる?」
「あ、行く。暇だし」

今週の上映会とは、嵐が全員で出ている番組を鑑賞する会だ。
仕事があったりするから、いつも全員揃うことはないが、今日はこんな日だから全員参加するようだった。

リビングは床暖が効いてるし、エアコンの他にオイルヒーターも導入したからあったかい。
スエットのまま下に降りていった。

俺の買った80インチの巨大なテレビは、とっても役に立っているようで大満足だ。

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