第24章 特別短編 俺たちのしあわせ
「リーダー…すっごいおっきいよ…?」
潤が智くんの頬を手のひらで包んでキスすると、智くんは泣き出した。
「やだぁあ…もう、わけわかんない…」
「かわいい…すっごいかわいいよ…」
ぴちゃぴちゃと音を立てながら、潤が智くんを貪る。
俺も混ざりたいけど、中が俺を離してくれない。
「こんなこと…したことないのにぃ…」
あぁ…たまんね…
最近、智くんはニノを独占しちゃってさ…
そのくせ、雅紀には抱かれててさ…
俺達のこと、ちょっと構ってくれなさすぎだ。
「ニノにはこんなことしたって、秘密にしといてあげるよ。だけど忘れんなよ?智くんは、俺達のものなんだからな…」
「翔ちゃん…」
きゅうっと俺を締め付ける力が強くなった。
「なに?感じてるの?」
「だって…そんなこと言うから…」
「ほんと智くんは可愛い…」
言い終わると同時に、最奥までずぶりと突き上げた。
「あぁっ…も、っく…」
「どう…?前も後ろも気持ちいい?」
「もっ…わけ、わかんないぃ…」
涙を流しながら、潤にしがみつく智くんは、本当にかわいくって…
「なら、わからせてやるよ」
腰を掴んで、ゆっくりと引き抜いて。
ギリギリまで引き抜いて、素早く強く腰を打ち付けた。
「ひぁっ…急にだめぇっ…」