第24章 特別短編 俺たちのしあわせ
瞬間、すごい衝動がきて潤をぎゅっと抱きしめた。
「しょ、翔くん!?」
抵抗するのをもろともしないで服を引っ剥がすと、潤の腰を掴んだ。
「なっ…なにすんのさ!?朝っ…」
「朝っぱらからあんな研究してたおまえが悪い」
ぐいっと腰を持ち上げて、腿が胸につくほどあげると、潤のそこが顕になる。
「ま、まって…はずかし…」
「綺麗だよ…恥ずかしいことなんてちっともないよ」
「やだ…翔くん、恥ずかしいこと言わないで…」
…新鮮じゃねえか…
これもAVで学習したのか?
潤の蕾に舌先で触れようとしたその時、ぎりぎりと耳を掴まれた。
「…遅いから来てみれば…なにやってんだよ!」
「い…いたい…」
「痛いだろうよ!そら、痛くしてんだからな!」
すっかり忘れてたけど、珍しく智くんが朝飯作って待っててくれたんだ…
「冷めるでしょ!せっかくアヒージョ作ったのに!」
「あ…本気でごめん…」
起き上がって潤の方をみたら、恥ずかしそうにシーツだけ纏って顔を隠してる。
それがなんだか妙に艶かしくて…
腰のラインが色っぽくて…
ごくり、生唾を飲んだ。
「智くんさ…」
智くんを見たら、一緒にごくりと唾を飲み込んでる。