• テキストサイズ

天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第24章 特別短編 俺たちのしあわせ


「…研究…」
「は?」
「なっ…なんでもないもん!もう!出てってよ!」

ぐいぐい身体を押されるから、潤の足を払ってベッドに押し倒した。

「わあっ!」

衝撃でばいんと跳ねながら、潤に覆いかぶさった。

「ちょっ…何すんだよ!」
「なにするはおまえだろう…なんも言ってないのに」

ぐいっと両腕を取って、ベッドに押し付ける。
膝を潤の足の間に入れると、こりっと硬いのが当たった。

「ふぅん…AV見て、なんの研究してたんだよ?」
「き…聞こえてたんじゃんか!」
「言わないと、皆に言いふらすぞ?」
「ええっ…」
「傷つくだろうなぁ…皆…潤が男よりも女が喘いでるの見るほうが好きだって言ったら…」
「な、な、な…何いってんだよおお!」
「で?なんでAVなんか見てたの?」

そう聞くと、ぐっと返答に困るのがまた可愛い。
顔を真っ赤にして、逸してしまう。

「だから…けんきゅう…」

声も小さくてよく聞き取れないほどだ。

「なんの?」
「…もっと、皆が喜ぶように…どうやって喘いだらいいかとか…」
「あ?」
「もっ…もうっ…だからいいたくなかったんだよ!」

増々真っ赤になって汗までかいてる。

/ 779ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp