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天は藍よりも青く【気象系BL小説】

第23章 特別短編 お菓子くれなきゃいたずらするぞっ!


「かわいい…お前…」

ぐいっと腰を引き寄せると、和也は俺の上に倒れてきた。

「かず…」
「さと…」

ちゅっと和也のさくらんぼ色の唇が重なる。
途端に股間に血液集中で、思わず舌を出して味わう。
くちゅっと音がして、和也の口の中に入ってしまうと甘い味がした。

「…なんか食べてるの?」
「…えへ…ミルキー食べてる」
「あ、おまえ…」
「んふ…」
「先にこの格好誰に見せたの?」
「翔さん…」

むう…
翔ちゃんが先に和也のこと食べたのか…
ちょっとむっとしながら、もう一回和也を抱き寄せた。

「さと…んっ…」

アリスのスカートの中に手を突っ込んで、腿を撫でる。
あ、これガーターベルトってやつだ。

「えろい…」
「だって…セットになってたんだもん…」
「見せて…?」
「えっ…」
「ほら、スカート捲って見せてよ」

俺より先に、翔ちゃんに見せやがって…

「やっ…やだよおっ…」

和也がスカートの裾を押さえて後ずさった。

「まてこのやろ」

ソファから起き上がると、リビングのドアを乱暴にあけるやつが居る。

「智くーんっ!」

白色のふわふわのもこもこ…
アリスのうさぎが飛び込んできた。

「翔ちゃんっ…」

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